ヤシチ「ヤマネ?傘も差さずにどうしたのだ?」
ヤマネ「ヤシチ兄様!」
ヤマネが振り返ると、ヤシチは葉っぱの傘をヤマネに差し出しました。
ヤマネ「それではヤシチ兄様がぬれてしまうでございます!」
ヤシチ「ヤマネが風邪をひいたらネズミに何を言われるか
分からないからな・・・」
ヤマネ「・・・ではこうすれば二人ともぬれないでございます」
ヤシチ「ヤ、ヤマネ・・・くっつき過ぎなのだ!」
ヤマネ「うふふのふ~」
この後ヤマネがヤシチの体に自分の体をめりこませるくらいにくっついたりして、ヤシチの体温を肌で感じるヤマネをご想像いただければと思います。ちょっと考え事をしていたヤマネでしたが、こうすることでヤマネは満面の笑みを浮かべていることでしょう。
お待たせしました、今回から新ストーリーが始まります。タイトルは『恋する妖精 ヤマネ編』で。第1話の今回はプロローグで、次回以降も恋するヤマネをたくさん描いていきますよ!ちなみに今シリーズは、文章少なめという絵本のような感じでさくさく行くつもりです。
(2009/6/5)