ムルモ「クモモペンションってどんなところでしゅかね?
わくわくするでしゅ」
パピィ「あたちの前でぶりっこちないでくれる?」
アロマ「クモモさんのお菓子も楽しみですわね」
ムルモ「でしゅ!でしゅ!」
パピィ(・・・無視ちたわね・・・ムカッ)
船はおだやかな海を進んでいきます。
3人が甲板でクモモの話をしているところにそのクモモがやってきました。
クモモ「皆さ~ん、おやつの時間クモ~っ」
パピィ「わぁ、どんなおやつなのかちら」
ヤシチ「おぉっ、待ってました~っ!」
クモモの声を聞いてやってきたヤシチたち。
ハンゾー「おなかぺこぺこで待ちくたびれたのら~」
サスケ「ハンゾー、さっきお昼食べたばかりだぜ…」
ヤマネ「私もちょっとおなかが空いたでございます」
サスケ「お、オイラもおなかが空いてきたんだぜ」
クモモ「今日のおやつは…新作デザートのチョコクレープクモ!」
ミルモ「ちょ、チョコだと~~っ」
ミルモたちも遅れて駆けつけました。
パンタ「ミルモお兄ちゃん、よだれがたれているですっち」
リルム「ミルモ様、はしたないですわ」
アクミ「まったく、王子と聞いてあきれるね」
ミルモ「なんだとぉ。そういうアクミこそ口元がぬれてるぞ」
アクミ「はっ!」
クモモ「これで全員クモね。
今から皆さんにひとつずつクレープを配るクモ」
クモモは全員にチョコクレープを配りました。
ミルモ&アクミ「いっただっきま~す!」
ヤシチ「スキあり!!」
ヤシチが一瞬のうちにミルモからチョコクレープを奪い取りました!
ミルモ「何すんだヤシチ!!」
ヤシチ「そう簡単にはチョコは食わせんぞ」
ミルモ「くそーっ、早く返しやがれ」
クモモ「ケンカはいけないクモ~」
ミルモはヤシチからチョコを取り返そうとしますが、ヤシチがさっとかわしてしまいます。
ヤシチ「いいぞいいぞ、もっと悔しがれ~」
ミルモ「ちっくしょー、こうなったら…」
ヤシチ「!」
ミルモ「ケツアターック!」
ドゴーン!
ヤシチは吹っ飛び船の柵に激突、そして・・・。
ヤシチが持っていたチョコクレープは2つとも海に落ちてしまいました。
ミルモ「うわぁ、オレのチョコクレープが!!
おいクモモ、もう1つ残ってねぇのか?」
クモモ「残念ながら1つずつしか作っていないのクモ」
ミルモ「うぅっ」
パンタ「元気出して欲しいですっち」
ヤシチ「拙者は悪くないぞ。船の上でケツアタックするミルモが悪いのだ」
ミルモ「な・ん・だ・と・・・!」
クモモ「お二人ともケンカはやめて欲しいクモ~っ」
クモモペンションのあるあんみつ島へ向かう船の上が今回の舞台です。ただ移動しているだけだとつまらないのでミルモとヤシチを無理矢理ケンカさせてみました。というか序盤のストーリーが長すぎですね。次回はいよいよクモモペンションに到着し、本題のストーリーが始まる・・・予定です(^^;。そして主役のムルモの出番も今度こそ・・・。
(2007/10/24)