パピィの家を訪れた晩、ヤマネは川辺に座って一人考え事をしていました。
普段はにぎやかな妖精界も、夜になると静けさと闇に包まれます。
ヤマネ「ヤシチ兄様とキスでございますか・・・。
いいえ、ヤマネにはまだ早すぎるでございます~~っ」
ヤシチ(かなりの美化あり)を思い浮かべてはすぐに慌ててしまうヤマネ。
初めてのことなので、キスした後のことがどうしても想像できないようです。
そしてヤマネが悩み始めてからすでに2時間が過ぎました。
ヤマネ「しかし私ががんばらないといつまでも進展しないという、
パピィ殿のおっしゃることはもっともでございますし・・。
・・・あら?」
ヤマネがふと横を見ると、少し離れたところに何かが落ちているのに気がつきました。
ヤマネ「あれは何でございましょう?」
前回の予告通り、パピィのアドバイスによるキス編はもうちょっと続きます~。というか急に話がスローペースになりましたが、ここはじっくり描きたいところなのでどうぞご勘弁を(^◇^;)。果たしてヤマネはヤシチにキスを出来るのでしょうか?
夜の妖精界という光景はまた別の雰囲気を持っていて、いろいろと想像してしまいます。ムルモやパピィは親に夜の外出を止められそうですが、兄ネズミと修行の旅に出ていたヤマネは夜の暗がりもお手のものかもしれませんね。
(2009/11/28)