パン!パン! パン!・・・
ソフトが魔法で出したたくさんのシャボン玉にマンボ針が刺さり、次々と割れていきます。
マンボ「どうだ!怪盗チョコソフト!!」
ソフト「シャボン玉を割っちゃだめぽよ~~っ」
マンボ「さぁ、観念するんだな!・・・ん?」
なんと割れたシャボン玉から大量のミルクが!
まるで津波のような勢いで襲いかかってきました!!
マンボ、ミルモ、ムルモ、そしてソフトまで、あっという間にミルクの洪水に飲みこまれてしまいました。
マンボ「そんな…」
ミルモ「わーーっ、いったいどうなってんだ~っ」
ムルモ「ほえ~~っ、流されるでしゅ~」
ソフト「だから言ったぽよ。
シャボン玉を割るとミルクが流れる仕組みになってるぽよ…」
マンボ「そんな話聞いてね~ぞ~っ!」
ミルモ「ちくしょーっ、全然秘策になってねーじゃねーか!」
ムルモ「カッコ悪いでしゅね」
マンボ「カッコ悪いって言うな~~っ」
ソフト「そんなこと言ってる場合じゃないぽよ・・・きゃ~っ」
ソフトたちは為す術もなく流されていきます。
大きな屋敷はまるで速度を増した流れるプール状態です。
そして長い廊下もいよいよ突き当たりに達すると・・・。
パリーンッ!!
突き当たりのガラスを突き破って、マンボたち4人は庭へと放り出されました。
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ソフト「はっ!」
気を失っていたソフトは我に返りました。
手にはしっかりとバナナダイヤが握られています。
さらにきょろきょろと辺りを見回してみると・・・。
辺り一面ミルクまみれの庭にマンボ、ミルモ、ムルモが気を失って倒れていました。
ソフト「やった・・・ついにやったぽよ!
これで7つ全部のダイヤが揃うぽよ」
体力の限界に達していたソフトは、寝ころんだまま喜びの表情を浮かべています。
お供のギャアを呼び寄せ、しばらくするとギャアがソフトの元へ空から降りてきました。
ソフトはギャアのしっぽにつかまりました。
ギャアが空へ上がり始めたその瞬間、何物かがソフトの足をつかみました!
マンボ「絶対…逃…がさない…ぞ」
マンボ刑事はしつこいですね。こんなにしつこいとマンボの人気が下がってしまいそうです(^^;。そしてマンボのしつこさのせいでいまいち盛り上がらないこのストーリーですが、次回はクライマックス寸前を迎える予定です。
さて…7つのダイヤが揃うと何かが起こるみたいですね。今まで隠していたわけでもなく、むしろこういう設定は最初にしっかり紹介しておくべきだったと後悔しています。。(^◇^;)
今回はミルクの洪水を描くのに大苦戦。真っ白なミルクが勢いよく流れるシーンをどうやって絵で表現するか、試行錯誤の繰り返しでした。多少でもスピード感が伝わればよいのですが…。
(2007/5/15)