サスケ&カメリ(14)

 サスケとカメリは、ミオリの家から見えた梅の並木にやってきました。
小さな二人を覆い隠すくらいに、ピンク色の梅の花がたくさん咲いています。

 カメリ「この梅のお花を~見てくれたら~、ミオリさんも~
     きっと喜んでくれるはず~なんだけど~」
 サスケ「カメリの言う通りだぜ!
     オイラたちでこの梅の花を見せてあげるだぜ!」
 カメリ「でも~どうやって見せたらいいのかしら~」
 サスケ「う~ん、やっぱり枝を持っていくしかないのか・・」
 カメリ「ええ~?ちょっとかわいそうだよ」
 サスケ「大丈夫だぜ。
     こんなにたくさん咲いているんだから1本くらい…」

 カメリにまたがったサスケが、1本の梅の枝に手を伸ばしました。

 サスケ「カメリ、もうちょっと右だぜ・・」
 カメリ「こう~~?」

 「こらーーーっ。
  勝手に梅の枝を折らないで!!!」

 サスケ「わっ」
 カメリ「きゃっ」

 突然の大きな声に、二人はバランスを崩してしりもちをついてしまいました。


 カメリがサスケを肩車する絵を描きたくてこうなりました(^^)。普通逆じゃない?という声が聞こえてきそうですが、私的に「カメリは漬物石を運ぶので力持ち」&「上に乗りたがらない」という思いから、カメリにサスケをかついでいただきました。でも小さい女の子の力では、サスケの体重を支えるのはきついのでしょう。

 さて次回は、私の見慣れたオリフェを登場させる予定です。

(2013/9/16)