サスケとカメリは、ミオリの家から見えた梅の並木にやってきました。
小さな二人を覆い隠すくらいに、ピンク色の梅の花がたくさん咲いています。
カメリ「この梅のお花を~見てくれたら~、ミオリさんも~
きっと喜んでくれるはず~なんだけど~」
サスケ「カメリの言う通りだぜ!
オイラたちでこの梅の花を見せてあげるだぜ!」
カメリ「でも~どうやって見せたらいいのかしら~」
サスケ「う~ん、やっぱり枝を持っていくしかないのか・・」
カメリ「ええ~?ちょっとかわいそうだよ」
サスケ「大丈夫だぜ。
こんなにたくさん咲いているんだから1本くらい…」
カメリにまたがったサスケが、1本の梅の枝に手を伸ばしました。
サスケ「カメリ、もうちょっと右だぜ・・」
カメリ「こう~~?」
「こらーーーっ。
勝手に梅の枝を折らないで!!!」
サスケ「わっ」
カメリ「きゃっ」
突然の大きな声に、二人はバランスを崩してしりもちをついてしまいました。
カメリがサスケを肩車する絵を描きたくてこうなりました(^^)。普通逆じゃない?という声が聞こえてきそうですが、私的に「カメリは漬物石を運ぶので力持ち」&「上に乗りたがらない」という思いから、カメリにサスケをかついでいただきました。でも小さい女の子の力では、サスケの体重を支えるのはきついのでしょう。
さて次回は、私の見慣れたオリフェを登場させる予定です。
(2013/9/16)