リルム「ミルモ様、このヤマネさんからのお手紙はいったい何なのですの!」
ミルモ「し、知らねぇよ…。
ヤシチに出した手紙か何かだろ?」
リルム「いいえ、親愛なるミルモ殿へと書いてありますわ!
手裏剣のペンダントまで……これはいったいどういうことですの!」
ミルモ「げっ!
いやだからその…知らねぇと言っているだろ…」
リルム「…ミルモ様の……」
ミルモ「わ~~っ」
アクミの魔法が解けた数日後に、その惨事は起こることに…。
ヤシチとリルムがアクミの魔法をかけられている頃、ミルモとヤマネの方でも同じことが起こっていて…。ミルモに相手をしてもらったヤマネはミルモに心をこめてお礼をしようと考えます。夕食前のお風呂でリルムから「男性は手作りに弱い」とアドバイスされていたヤマネは、精一杯の気持ちを込めて手紙と手裏剣のペンダントをミルモに渡すのでした。
魔法が解けた今、ミルモとヤマネの頭からその事実は消えていますが、証拠物品だけは残っていて…。運悪くそれを見つけてしまったリルムの怒りは数日間は収まらないんでしょうな。ミルモの方も記憶がないため、はっきりと否定できない態度がリルムの怒りをよりパワーアップさせたりして…(^^;。
そんなわけで、ミルモがリルムにボコボコに殴られるというオチで『温泉と恋のストーリー』は終幕です。結局誰の恋も進展しなかったという、皆様の期待を裏切る形となったことをお詫び申し上げます(笑)。
(2005/1/29)