ヤシチ「最近はカメリと遊んでばかりでちっとも修行しとらんではないか!」
ハンゾー「ボクともちっとも遊んでくれないのら~っ」
ヤシチ「…ハンゾー、遊びじゃなくて修行だぞ」
ハンゾー「そうだったのら」
ヤシチ「いいか~サスケ、
拙者の弟子はサスケとハンゾーと、そしてヤマネの3人だけなんだからな」
サスケ「分かっているんだぜ…」
ヤシチに怒られて小さくなるサスケ。そんなサスケに対して、追い打ちをかけるようにヤシチが続けます。
ヤシチ「だいたいだな、弟子でも何でもないカメリが一緒にいると…」
サスケ「カメリは悪くないぜ!」
ヤシチ「だったら修行に専念するために…」
サスケ「…カメリ!?」
サスケの視線のその先には、いつものように漬け物を持って遊びにやってきたカメリの姿が。しかしいつもと様子が異なり、サスケと目が合ったと同時にカメリは立ち去るのでした。
サスケ「カメリ!!」
ヤシチ「あ、サスケ、待つのだ!」
ヤシチの注意も聞かず、サスケはカメリの後を追いかけます。
シリアス路線はあまりやりたくなかったのですが、だらだらしたストーリーにメリハリを付けるという目的でちょっと無理矢理な展開で(^^;。
弟子に対して嫉妬深いと思われるヤシチは、ヤシチの言うことを聞かなくなったサスケを見ると怒りたくなる性格…のはず。サスケの反応は、気が付けば93話「恋する妖精」で見せたヤマネへの態度と同じだ…(^◇^;)(←応用力に乏しい)。
絵の構成について念のための解説を。川原にいるサスケたちを土手の上からカメリが見下ろすという絵です。手前の土手と遠くの川原の差を付けるのに苦戦した一枚です。
(2005/8/4)